1945年8月 - 文化行事・展示会
1945年8月 - 文化行事・展示会


 

 

1945年8月

(2014年08月29日)

IROHA協会は、スクオーラ トスカーナ(Scuola Toscana)と協力し、広島・長崎に投下された原子爆弾による犠牲者追悼の意味を込め、世界中で80カ国が所有している核兵器の廃絶を訴え活動している国際キャンペーンICANWを紹介するイヴェントを開催します。

IROHA協会は、日本の文化協会として、日本の歴史のこの恐ろしい1ページを記憶に留め、出来る限りの人に紹介し、また、この出来事は過去の1945年8月に起こった事柄だ、という認識にとどまらず、今もなお、世界各国で生産され所有されている核兵器が如何に人類にとって危険なものかを伝えていく事が、我々の使命だと特に強く感じています。

プログラム

Robert A. Jacobs (広島市立大学 附属機関 広島平和研究所):広島からのメッセージ。

ラッセル-アインシュタイン  マニフェスト:バートランド・ラッセルと、アルベルト・アインシュタインが中心となり核兵器廃絶を訴えた宣言文。

ビデオ上映 広島・長崎原爆被爆生存者の証言。(イタリア語字幕あり)。

Lisa Clark  (「平和を作る者は幸い」協会平和首長会議) :全世界の大多数の人々は核兵器の廃絶を願っている。

詩人  峠三吉(広島 原爆被爆者)の『原爆詩集』より数編の詩を日本語とイタリア語にて朗読。

Luigi Ferrajoli(法哲学者、ローマ  TRE大学): 核のリスクが如何に全世界にとって危険なものか。どのようにすれば、核兵器を抹消することが可能か。

齋藤 ゆかり (資料センター《雪の下の種》、ピサ) : 漫画『さよならアトミック・ドラゴン~核と原爆のお話』 漫画家 西岡由香著の紹介。漫画で「核」の恐ろしさを伝える。巻末には長崎原爆生存者の西山進氏のメッセージ。

Roberto Del Bianco (核戦争防止国際医師会議、イタリア) : 核戦争を医療関係者の立場から防止する活動を行うための国際組織。

平和祈願の千羽鶴: 作曲家大江光による広島のレクイエムをバックにこのイヴェントのために世界中から届けられた折り鶴の披露。

場所と日時:

オブラーテ図書館(Via dell’Oriuolo 26 フィレンツェ)

8月29日(金) 20時30分  入場無料

また、8月6日の広島原爆の日に、16時30分よりサンタ マリア マッダレーナ デ パッツィ教会(フィレンツェ)の小礼拝堂にてダンテの神曲の朗読を開催いたします

 

IROHAでは、芸術会員を募集しています。詳しくは会員申し込みページをご覧ください。