Il Giappone sei tu: 日本文化協会いろはが主催する、ひな祭りイベントのプログラム

Il Giappone sei tu!

2015年 雛祭り
1945年~2015年
70年の富の
もう一つの側面

3月27日、28日、29日 フィレンツェ

イベントスケジュール:

ひな祭り 2024:

Film giapponesi a Firenze: serate di cinema giapponese

雛祭り、春の祭典!

3月3日の桃の節句 お雛祭り。IROHA文化協会の恒例の雛祭りも第8回目を迎えます。フィレンツェで日本を味わってみませんか!

2016年の雛祭りは、プログラムが目白押しです。
日本の伝統文化(舞踊、生け花、書道)デモンストレーション、日本工芸品の展示・販売、チャリティービュッフェ、和歌と日本の文化についての講演会、子供のための玩具等など。。。

今年のテーマは
「言霊」。

この言葉を辞書で調べると、“言葉が持つ魔力”というような説明があります。太古の日本では、言葉には魔力がありそれを発する事によってその言葉が表す事象が現実化する、と信じられていたとのこと。
現在の日本に立ち戻りますと、ヘイトスピーチやネトウヨ、国会でのヤジ問題など醜い日本語ばかりが飛び
交い、ソーシャルネットワークを通じる事により更に過激になって、それがそのまま世相に現れているよう
に思います。
30年ほど前に購入した広辞苑などを見ると、今はほとんど使われない、表現豊かな言葉が並んでいる事に
驚かされます。
茶道では、日常生活では使われないような言葉を使う場面がよく出て来ますが、それらの言葉を発する事に
より、精神が洗われて行くような気持ちになります。物と同様に言葉も使われる事によって生きて来る、そ
の魅力を発見することを実感する瞬間でもあります。


今年のHinamatsuriでは、日本語の美しさや豊かさを思い出し、その根底にある気遣いや思いやり、尊敬な
どの日本人が本来得意としていた、情や感性を見直す機会にしたいと思います。

そして、今回はもう一つ、「5年後の福島」と題して、パネル展示を行います。
2011年の東日本大震災後、福島原発事故による甚大な放射能被害を受け、未だに自宅に帰れずにいる人々、農作物や水産物の汚染や、汚染されなくてもいわゆる風評被害で苦しむ人々。そして、避難に同行できず、置き去りにされた多くのペットや家畜達。雛祭り2016では、福島の1日も早い復興ために活動している“がんばろう福島農業者等の会と、高円寺ニャンダラーズ”のご協力を得て、福島の今の菅田を伝えます。原発事故から5年経った現在も、まだまだ再生に向けて多くの助けを必要としている人たちの為に募金も行います。

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